PLZT Polarization Camera

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 PLZTという物質を用いて,コンピュータによる操作で,光の偏光状態を表すストークスパラメータを計測する装置を開発した.
 光の偏光状態は4次元ベクトルであるストークスベクトルで表すことができる.PLZTは透明なセラミクスで,電圧に応じて複屈折性を示す.まず,カメラの前にNDフィルタを設置し,その前にPLZTを設置し,画像を撮影する.次に,カメラの前に直線偏光フィルタを設置し,その前にPLZTを設置する.まず,PLZTには電圧をかけない状態で画像を撮影する.PLZTにある量の電圧をかけるとPLZTが1/4波長板として働くようになる.このときにまた画像を撮影する.PLZTにまたある量の電圧をかけるとPLZTが半波長板として働くようになる.ここでまた画像を撮影する.この4枚の画像からストークスベクトルのパラメータを計算する.
 この研究はほとんど全てフルウチ化学株式会社によってなされた.

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◆Polarization-based Shape Estimation of Transparent Objects by Using Raytracing and PLZT Camera
Daisuke Miyazaki, Noriyuki Takashima, Akira Yoshida, Eiki Harashima, Katsushi Ikeuchi
in Proceedings of SPIE (Polarization Science and Remote Sensing II, Part of SPIE’s International Symposium on Optics and Photonics 2005)
Vol. 5888, pp. 1-14, 2005/8/2 (2005/7/31-8/4)
San Diego Convention Center, San Diego, CA USA
http://www.spie.org/Conferences/Calls/05/am/
Paper: English, Oral presentation: English
Invited Talk
Miyazaki-SPIE2005.pdf
http://dx.doi.org/10.1117/12.613848
Miyazaki-SPIE2005.ppt

フルウチ化学株式会社


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